SNSで話題のギター職人にインタビュー。個性的なギターを作り続ける理由とは

投稿日:12月 13, 2019 更新日:

ビザールギターのサウンドの魅力とは

ビザールギター_4
――ギターを製作する過程で、工夫している点などはありますか

「面白い楽器にする事」以外はあまり考えてないですね……。むしろ製作者なのに、どんな音になるか自分でワクワクしながら作ってます。

 思い立ったらその場で使う予定のパーツ、酷い時にはボディごと変えてしまったり…笑 一般的に質の問題等で敬遠されがちな物でも良いなと思ったら全然使いますし、むしろ使えるようにする事が楽しいですね。 自分の作る楽器の癖はなんとなく予想がつくので、最終的にセットアップで好みに持って行く形です。

――これまで製作された作品の中で、特に思い入れのあるものはございますか

 昔作ったLG-200T(Guyatoneが製造したギター)シェイプの赤い個体ですかね。 それまでずっと考えてた事を初めて形にできた時の喜びは変え難いです。

――最後に、ご自身が感じるビザールギターの特徴・魅力などございましたら、お聞かせください

 個体差がめちゃくちゃ大きいので一概には言えないんですけど、“低出力な物が多くクリアな音質”のイメージですね。 その分、ボディ材だったり、構造・セットアップで大幅に鳴りの傾向を左右できる面白さがある気がします。

作品がギターフリークを魅了するワケ

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 しがらみにとらわれず、愛情が注がれた自作ギターたち。これらの作品が多くのギターフリークの心を捉えるのは、純粋で飾り気のない製作スタンスが滲み出ているからかもしれない。

「まだまだ駆け出しですが、見る人に楽しんでもらえるような楽器を作っていきますんで、今後とも是非是非御贔屓に!」とのこと。興味がある方は是非、Twitterアカウントをフォローして、B.Jさんのギターワールドを堪能して欲しい。

<TEXT/お雑煮>

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