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お酒菜
「すごいお雑煮」編集部のライター。釣りと読書と煙草。

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「そうだ 月、行こう」
そんな風に思ったのはいつだっただろうか?
私は月が好きだ。
昔、「月が綺麗ですね」なんて事を大真面目に言って女性に振られたことがあるくらいに、月が好きだ。
そんな月は、案外簡単に行けてしまうのだ。
私は月の目前まで迫っていた
東京から車をひた走らせること大体三時間半か、四時間くらい。
私は月の目前まで迫っていた。
「月 3km」
この写真は合成ではない。
実際に去年の冬、私が撮ったものだ。
皆さんも見覚えあるであろう、この青い看板。そう、月はこんな身近な場所に!
県道360号・渡ヶ島横山線、浜松市「月」
こんな出落ちな記事を書いて良いのだろうか?
まあ、許可を得ずに書いているので、もしもこのまま記事が掲載されたら編集が許してくれたのだと考えよう。(次回は「太陽」か……?(編))
ネタバラシというほどでもないのだが、「月」という場所は静岡県浜松市天竜区にある、天竜川沿いの小さな集落だ。
鉄道好きに分かりやすく場所を説明するならば、天竜浜名湖鉄道の天竜二俣駅から車で北へ30分ほど天竜川沿いに走ったあたりの場所。
ただ、何の変哲もない田舎の看板が「月」という一文字によって神秘的な場所に変わるのは、何とも面白い。
川と山しかない場所だが、この場所は私のお気に入りだ。
「よければ僕と月へ行きませんか?」
<TEXT/お酒菜>