ゴーン脱出、関空はなぜ「抜け道」があるのか。空港関係者が語る真相

投稿日:1月 7, 2020 更新日:

空港関係者が語る、関空が隠した衝撃の事実

関空_飛行機

「空港の中には一般フロアとは別に、プライベートラウンジなど政府関係者やエグゼクティブしか利用できない空間が存在します。そのため、従来から政治的な取引が行われることは少なくないんです。ただ日本の空港の中でも、関空は少し特殊だと思ってます。CAやグランドスタッフの間で『抜け穴』はよく噂されていました。

 例えば昨年、大阪で各国の首脳が集まる会議が開かれましたよね。聞いた話だと、この期間内に“参加国ではない国の政府関係機”が訪れ、長方形のあるモノを日本から持ち出していたそうなんです。

 ですので、今回の報道を聞いた時も何となく察しが付いていました。報道では『あらゆる空港を調査してから関空に狙いを定めた』とされていますが、実は以前から関空の“闇ルート”の存在を把握していて、初めから照準を定めて準備していたのでは、とも思います」

事件の長期化は必至。真相の解明は

関空_荷物

 もしこれが事実だとすれば、関空側にも協力者がいた可能性、関空が以前から政治的・国際的な闇取引の拠点となっていた可能性が浮上する。

 今回の脱出劇に関して、レバノンがゴーン被告の送還を要求していたことも明らかになっており、国家ぐるみの計画という見方が強い。1月2日、レバノンは国際逮捕手配書に相当する「赤手配書」を受領したが、日本との犯罪人引渡し条約を結んでいないために事件の長期化は必至だ。果たして脱出劇の真相は明らかになるのか、このまま闇に埋もれてしまうのか。解明を待ちたい。

<TEXT/お雑煮>

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