大学生の定番アルバイトといえば、飲食・コンビニ・アパレルなどが挙げられるだろう。しかし、“都内の”大学生の中にはガールズバー・キャバクラ・リフレなど「夜の仕事」をする人も少なくない。身近な知り合いが実は……なんてことも珍しくないのが、東京の大学生事情なのだ。
その中でもとりわけ注目を集めているのが、学習院大学だ。2月23日には、2016年度の学習院ミスコンでグランプリを飾った卒業生が「結城るみな」という女優名でAVデビューしていることが話題になった。しかし、関係者から言わせれば「十分にありうる話」というのが実態のようである。
今回は、実際にキャバクラのキャッチとしてアルバイトをしている学習院大学経済学部3年生の松代大輝さん(21歳・仮名)に話を聞いてみた。
キャバクラのキャッチアルバイト。キャバ嬢の勧誘も
松代さんは現在、文化系の研究会で代表をしている。ちなみに研究会とは名ばかりの「飲みサー」なのだそう。
「大学1年の秋頃に、サークルの先輩からバイト先の紹介を受けました。キャバクラのキャッチを初めて2年くらいになりますかね。時給は1500円、8時間のシフトで週3日働いて、終わるのがいつも終電後になるから社員さんに車で家まで送ってもらってます」
キャバクラのバイトというと異端に思えるが、松代さんのサークルでは定番アルバイトの一つだ。
「今はサークルにキャッチのバイトをやってる男が3人、キャバ嬢をやってる女子が4人居ますね。多いときは10人くらいキャッチやってたってこともありました。
キャッチにも色々あって、僕のやってるのは客引きですけどキャバ嬢の勧誘をするやつもあります。友達がやっていたのは、時給+歩合制で一人誘えば20000円。女友達たちにお願いして2ヶ月間キャバ嬢やってもらって、荒稼ぎしてたみたいです。
ただ、別にキャバクラでバイトやってるからヤバい奴かっていえば、そうではないです。キャバ嬢やってる女子も普段は全然キャバ嬢っぽくないし、普通に大学生やってますよ」