豊富な書籍。しかし残念な点も
なんと、台湾の書籍がほとんどないのです。
実は僕がここに来た本当の目的は、台湾旅行に行ったときに現地の誠品生活で買いそびれた書籍を買うことだったんです。ここも誠品生活だし、もしかしたら置いているかもしれない。そんな期待を抱いてきたのですが、現地書籍の気配がありません。
店員さんに尋ねてみたところ「台湾の本は“台湾選書”というコーナーにありますよ」とのことで、覗いてみたのですが……。5−6種類くらいの本しか置いていない。しかもジャンルレスなので、イマイチピンと来る本がない。せっかくの台湾書店なのに…うーん、惜しいなぁ。因みに書籍取り寄せに関しては「取扱店に聞いてみないとわからない」とのことでした。台湾の書籍目当てで来る人って、少数派なのか。
日本のスパイスも感じる書店。台湾好きなら是非訪問を
とはいえ、台湾のグルメ・雑貨に囲まれた空間はとても新鮮で、ついつい長居したくなっちゃう魅力がありました。それに藍色の暖簾など、節々に日本のスパイスを感じる。おそらく、誠品生活を日本流にアレンジしたのがここ、「誠品生活日本橋」なのでしょう。異国を感じながら落ち着いて楽しめるこの感覚は、コンセプトのたまものかもしれません。
まさに日本・台湾のいいとこ取り。台湾好きなら訪れて損はないですよ。
＜TEXT／お雑煮＞
