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ここ最近、サイバーパンクとかヴェイパーウェーブの流行りに乗って、古いパソコンへの郷愁が募ってる気がする。ローファイなものに対する懐かしさというか、「ちょっとダサいインターネット、エモいよね〜」みたいな。
昔のパソコンを振り返ると確かにエモい気がする。ピンボールでよく遊んだな。マインスイーパー、結局遊び方わからず終いだったな。視聴覚室での授業中、ワードアートで“3D下ネタ”を増産して友達と笑いあったな。……そうだ!あの3D文字をもう一度作りたい!
現行のWordにもワードアートは備え付けられているけど、Win95-2000特有のやさぐれた3D文字は作れない。僕はあのエモいワードアートが良い!!
そんな懐古厨のアナタに朗報だ!なんとスマホであの、やさぐれた3D文字を作れるWebツールを発見した。それがこちら、2016年リリースの『Make Wordart』だ。
スマホで書ける!懐かしのワードアート

『Make Wordart』では、Windows 95リリース直後に登場した初代ワードアートの書体(1997年ごろ)を再現しているという。早速開くと、なんとスマホ上にWindows95の画面が!エモい……初っ端からエモいぞ。操作性はシンプルで、画面下部の「WordArt Gallery」から使いたいデザインをスクロールして選択するだけ。生成できるデザインパターンは15種と、無料のWebツールとは思えないほどの充実ぶりだ。

デザインを選択した後は、「Edit Wordart Text」と表示されたタブに文字を入力すれば3D文字が生成される。但し、日本語は平仮名のみの対応となる。漢字やカタカナを使って入力しても、すべて平仮名に変換されてしまうので注意が必要だ。
あの3D文字とご対面!保存もできるよ

そして文字入力を完了すると、A4白紙を模した画面に、やさぐれた3D文字が現れた!この絵面。眺めるだけで泣けるぜ……。しかもこのツール、文字の周りについている8個のハンドルを操作して、縦横比を変えることもできるのだ。つまり、あの「文字が細長すぎて何書いてるかわからない3D文字」を再現することも可能なのだ。大判振る舞いかよ。

こうして画面上に生成した文字は「Finish」のボタンを押すと、画像に変換されて保存することができる。まさか10年越しに、しかもスマホ上で、初代ワードアートを使えるとは、思ってもみなかった。保存できる画像は透過処理もされているため、お気に入りの画像に3D文字を貼って、エモいインターネットを満喫しよう!

<TEXT/お雑煮>