彼女と破局…社会人ギャップに嘆く新卒たち

投稿日:11月 24, 2019 更新日:

新卒ギャップ

 今年もいよいよ残すところ、1ヶ月あまり。新卒社会人の中には既に研修を終え、実地投入された人も多いのではないか。「仕事は大変だけどやり甲斐がある」「今の仕事が肌に向いてる」などの前向きな声も聞かれる一方で、大学から社会へ、環境が変わることで訪れる“社会人ギャップ”に嘆く人たちも。

 今回、すごいお雑煮取材班では、社会人ギャップを抱える二人の新卒に話を聞いた。

卒業間も無く、親友と疎遠に

新卒ギャップ_1
※画像はイメージです(©︎ぱくたそ)

 最初に話を聞いたのは、不動産業界に就職した倉田敦さん(22歳・仮名)。商学部でマーケティングを学び、現在は大手不動産の仲介で営業をしている。

「人生の選択肢に関わる仕事をやりたかったことと、父親が不動産関係の仕事に勤めていた影響もあり、就職を決めました。3ヶ月ほど前に配属が決まって今は豊島区で営業をしています。仕事は楽しくてやり甲斐があります。ただ、休みが平日になることが多いので、大学時代の親友と疎遠になってしまいました」

 倉田さんの職場は完全週休二日制だが、休日を水曜日固定・残り1日はシフト制で割り振っているそう。

「内覧を希望するお客様は土日に集中するので、世間でいう休日にお休みを取ることは難しくなります。友達はBtoBの会社に就職したので、基本的に土日休み。入社して最初のうちは都合を合わせて飲みに行ったりしたのですが、段々と仕事量が増え、会える時間がなくなりました。LINEのやりとりもすっかり無くなりましたね」

 とはいえ、年末には遊ぶ予定を入れたりと、関係はしっかり続いているという。

「大学時代が頻繁に会いすぎてただけで、これも社会人としての距離感なのかなって割り切ってます。別に、会わないからと行って仲が悪くなるわけではないので。お互いの都合の良い時に、パーッと弾けるようにしてます」

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