学歴ハンターにウンザリ?
私立女子大・史学科の3年生、水上あやめさん(21歳・仮名)。水上さんはインカレに所属する友達などから合コンの紹介を受け、3回ほど参加したそう。
「友達が早稲田のインカレに入っているんですけど、そのサークルの先輩が開いた合コンに何回か参加しました。ただ、参加している人たちの雰囲気が苦手で、今は行ってません」
水上さんの参加している合コンでは、男性の殆どが早慶クラス。ダンスサークルやオールラウンドサークル出身のイケメン揃いだったというが......。
「参加している人は友達も含めて合コン慣れしている感じでした。席に着くと男性からハイテンションで自己紹介が始まって、女性陣もそのノリについて行く、みたいな。男性のトークもすごい上手なんですけど、なんか明らかに口説かれている気がして苦手でしたね。ただ、他の女子は楽しんでる様子でした。
のちに、合コン後に女性陣で話してたら『高学歴な彼氏が欲しい』『早く結婚したい』みたいな話題が出てきて。この時、私の肌に合わないなって察しました。だってそもそも、就職先も年収も決まってないのにステータスを意識すること自体、無理がありませんか?一方で、男性陣には女性を口説いてお持ち帰りしている人もいたので、男女とも欲にまみれている感じがして気持ち悪かったです。合コンは、社会人になって少し落ち着いた時にやった方が楽しいんじゃないかなって思います」
大学生のうちの合コンは生産性が低い一方で、遊び慣れている人にとってはそこそこ楽しめる、一つの「娯楽」に過ぎないのかもしれない。
<TEXT/お雑煮>